うだうだてんたいかんそく

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2011年10月7日のこと

NEWSが4人になってしまった。
仕事から帰ってきて、夕飯を食べながらツイッターを見ていたら、NEWSクラスタさんたちの様子がおかしい。ん?と思ったら、とんでもない文字が目に入ってきて、頭と体が固まった。え?え?え?え?え?え?え?どういうこと??嘘でしょ?と思ったが、どうやら嘘ではなさそうなただならぬ雰囲気。心かきゅうっとなって、動悸がすごかった。「どうしたの?」と家族が聞いてきたので、「やまぴーと亮ちゃんがNEWS辞めちゃった…!」と叫んだ。言葉に出した途端に涙がどばーーーーーっと出てきて、わんわん泣いた。子供みたいにわんわんわんわん泣いた。

私も、亮ちゃんの掛け持ちは物理的に無理があると思っていたし、いつかは1本に絞る時が来るんだろうな、と思っていた。そしてもちろんエイトを選ぶことも。それが自然だと思っていた。やまぴーに関しては、、NEWSよりソロでやりたいんだろうな、となんとなく感じていた。でも、NEWSがあってもソロ活動はできるし、NEWSを辞めてまでソロに専念することになるなんて、さほど考えてなかった。「やまぴーはNEWSがあんまり好きじゃないのかなぁ」と、NEWSの活動の少なさからなんとなく思うことはあったけど。つまり、いつかこうなってしまうかもしれないという事を少なからず感じていたのだ。まさかテゴマスコンを控えたこのタイミングで、しかも2人も居なくなってしまうなんて予想してなかったけど。

どうして…なんで…いつから…?と思うけど、理由はきっと一筋縄では行かない、いろんな事が重なってこういう結果になったんだろうなと思います。事務所の意向であったり、メンバーそれぞれの意向だったり性格だったり、それ以外の何かだったり、過去起こった色んな事も。気持ちがひとつにならないまま無理して進んでも、それはきっと誰のためにもならないと思うし、いつかどこかでしわ寄せが絶対来るだろうし。ジャニーズなんて、急におじいちゃんに「ユーたち今日から〇〇ね!」とか言われてわけわかんないまま組まされて、わけわかんないまま頑張っていくうちに、次第に出てくるそれぞれの自我というか、メンバー同士の意見の食い違いみたいなものは、どんなグループでも絶対あると思う。そこで話し合いなり意見のぶつけ合いが行われて、一緒にがんばってこーぜとなるのか、そうはならないのか。NEWSの場合は後者だった。ファンとしては本当に残念で悲しすぎる結果となってしまった。特に去年のLIVEコンは、みんな凄く楽しそうで、わたしも楽しかったし幸せだった。やまぴーもNEWSでいる事を楽しんでたよね?もしかしたら「これで最後」という思いもあったのかもしれないけど、楽しそうにはしゃいでた姿は嘘じゃないと思いたいな。

私がNEWSを好きになったきっかけは、多分「touch」というアルバムをレンタルして聴いた事だったと思います。わたしはもともとは嵐が好きになってジャニーズに興味を持ったんだけど、その嵐を好きになるきっかけをくれた人が、「のいちゃんはNEWSも絶対好きだと思うよ」と言ったので、ここはひとつアルバムを聴いてみようということで「touch」を借りて来たのでした。聴いてみると、キラキラでキュンキュンで切なくて、しかも全部名曲で、アイドルの魅力に気づいたばかりの私の心にぐいぐい入り込んで来るアルバムでした。なんといっても、やまぴーの切ない声がいい。儚げで脆くて、哀愁漂う歌声。特に失恋を歌ったLOVE SONGはほんとやまぴーにぴったりで、あんなに切ない歌が似合うスターは他にいないなぁと思うほど。「こんな我儘な僕を許してくれないか」だなんて…うぅ。。今聴くと、なんとも言えない気持ちになるな。。

とにかく私がNEWSを好きな理由は、やまぴーが歌ってるという事が大きかった。NEWSの切なキラキラ要素を生み出していたやまぴーの歌声と雰囲気が、このグループには絶対的に必要だった。きっとNEWSを作った人の意向もそんな所だったんじゃないかなぁと思う。やまぴーの魅力をどーんと打ち出したグループ。やまぴーがセンターに立っているだけで無敵で最強なグループ。

そんなやまぴーがNEWSから去ってしまった。

山下智久の為に作られたNEWSというグループから山下智久がいなくなった。もうわけが分からない。

でも、残された4人の決断は「NEWSを終わらせない事」だった。

2人がNEWSを脱退する際に送られたFAXに書かれた言葉には、4人の前向きで力強い気持ちが込められているのが伝わってきた。きっと何度も話し合い、悩んで悩んで出した答えなんだと思った。4人でシゲの家に泊まりに行ったのも4人でやって行く決意を固めた頃だったのかな。。手越の「ごめんね」というファンへの心遣い、まっすーの「2人もファンも大切な仲間」という愛情の深さ、シゲの潔い吹っ切れ感と次へ進む決意、小山は昨日のエブリーで「絶対に終わらせたくない」と心からの思いを伝えてくれた。心なしか顔がこわばって、涙をこらえているようにも見えた。亮ちゃんはエイトとの掛け持ち、ほんとに大変だったと思う。やまぴーも、世間体や周りの反応をもちろん気にしない訳は無いと思うしファンの事だって考えてないわけないだろうけど、やっと自分の気持ちに正直になれたのかなと思うと良かったのかなぁ、とぼんやり。自分の人生だから自分のやりたいことやるしかないもんね。やまぴーにはやまぴーの生き方がある。(などと物分かりのいい事を言ってみるけど、もちろんNEWSファンとしては納得出来ないよ。。)

2人の脱退を知った時は、信じられなくてわけわかんなくて何も考えられなくて、どうしたらいいか分からなかったし、解散したわけでは無いけどもうNEWSは終わってしまったと思っていた。最悪な気分だったし絶望的だと思った。でも4人の前向きな姿を見て、「そうか、NEWSはまだ続いてたんだ」とハッとした。もちろん今までと同じ気持ちでは居られないし、不安だらけだし(今までの楽曲をどうやって4人でやるの?!とか、本当にあの事務所に4人の活動をやらせてもらえるの?!とか)、NEWSのやまぴーと亮ちゃんが担当だったひとたちの事を思うと不憫でならないし、みんながみんなこれからのNEWSを好きでいられるとは思わないけど、少なくとも自分は新生NEWSを応援しようと心に決めた。皮肉にも4人の方がやりやすい事もあるだろうし、なんかこじんまりしてて可愛いし、パッとしないところが自分好みだし(笑)、そもそも一度好きになったものをそう簡単に嫌いになれない。やまぴーのソロも、追いかけはしないかもしれないけど心の中で応援したい。エイトは安心クオリティだからなんも心配無いし。4人は頑張るって言ってるんだから、あとは支えになるファンと事務所のバックアップさえあればきっとやっていけるよね(正直ここがいちばん心配)。

失うものがあれば得るものもある。
もしかしたら今回の件で新たにNEWSに興味持ってくれる人だっているかもしれない。まっすーは大器晩成型だって言ってるし、これから増田率いるNEWSがどかーんってなるかもしんないし(笑)。別にどかーんとはならなくても、きっと今までには無い新たな魅力を持ったグループになるんじゃないかなぁと、気が付いたらそんな風に思えている自分が居ました。

だから私は、気持ちを新たにして新生NEWSに希望エールを送ります。
夢を目指すNEWSとNEWS担に幸あれ!